毛ばたきを使うとボディや窓に油分がついた…なぜ?どうして?
一年に何度かお問い合わせいただく内容に、「毛ばたきを使うとボディや窓に油分がつくようになった」というものがあります。 毛ばたきが油分を発しているのではなく、使っているうちに油分を含んでしまったと考えるのが妥当です。 たいていはこのようなケースではないでしょうか?
ワックスの拭き残しが毛ばたきについてしまった
一番よく考えられるケースがこちらです。ワックスだけでなく、コーティング成分等を含む液剤もこれに当たります。 固形の蝋ワックスなども正確には「液体」に属しますが、 ワックスを掛けて適切に磨いた状態では毛ばたきに付着する事はまずありません。
しかしながら拭き残しがあるとそこに蝋の山が出来き、拭き残しの厚みでは蝋が固形に近い状態で安定するまで時間がかかるのでその間に毛ばたきを使用してしまいワックスが液状で付着したと考えられます。コーティング成分等の液剤でも同様に拭き漏らしがあれば起こりえます。ワックス、コーティング液剤などの拭き残しの無い状態、完全に乾いた状態でご使用ください。
粘着質の高い物質に毛ばたきを当ててしまった
毛ばたきは花粉を一掃するのにも大変便利ですが、粘着質のある花粉だと稀に同様の現象が起こるようです。花粉を取る場合には、先に毛ばたきの手元側の羽毛でテストするとより安全です。羽毛がベとついた場合には、ベトついた部分だけを濡れたティッシュなどで拭き取りドライヤーなどで乾かしてあげてください。