毛ばたきの評判を落とす『毛ばたき傷』。なぜこのような事が起こるのでしょうか?
これには主に3つのケースが考えられます。
毛ばたきが悪いケース
<ダチョウの場合>
毛ばたきに使うオーストリッチ(ダチョウ)羽毛はピンからキリまで存在しています。安い毛ばたき製品は硬いかよく取れないかのどちらか、またはその両方とものケースが多く、特に毛先まで硬いものに当たった場合、このトラブルにつながります。安い毛ばたきは埃を取るという機能を満たしていればその価格帯としては、合格だからです。
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<ニワトリの場合>
ホコリを取る力はオーストリッチよりも低いものの、お手頃な価格が魅力のニワトリ毛ばたき。ニワトリの場合、オーストリッチと比べて芯が折れやすいので、お車に当たる部分が折れてしまえば途端に同様の現象が起こります。この場合においては、品質の良しあしよりも気づかないうちに製品寿命を越えてしまっているという方が表現が近いと思われます。
使い方が悪いケース
いくら良い毛ばたきを使用していても、使い方が間違っていれば傷は入ります。 根本を押し付けて引きずるような事をすれば、どんな毛ばたきでも傷は入ってしまうからです。埃の取れない毛ばたきを使用すると力を入れて引きずってしまう(そうでもしないと取れない)方もいらっしゃいますし、静電気で張り付いてしまっているような時に無理に埃を取ろうとして同様に引きずる事になるかと思います。
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羽毛が折れたケース
使用しているうちに羽毛が傷んできたり、芯が隙間に引っかかって折れてしまったり。 これらの事が塗装面に当たる毛先で起こると尖った折れ先が塗装面を擦り傷をつけやすいです。 乱暴な取り扱いをせず、優しくメンテナンスを行えばそのような事は起こりにくいので愛情を持ってケアしてあげてください。
《松本毛ばたき》の場合は?
オーストリッチ羽毛の中でも名実共に最高級・最高品質を兼ね備えた羽毛をさらに選別して使用しています。松本毛ばたきでダメなら、もう他の毛ばたきもすべてダメだろうという気合いでお作りしていますので、安心してお使いください。ただし、使用方法とメンテナンスだけはしっかりと押さえておいてください。